チェーシチ!あかねです!ベルリンから帰ってきました!なぜかiphoneが繋がらず、wifiもあまり見つからない状況…海外からリーダーをするにあたって本当に本当にインターネット環境が大事なんだと身に沁みました…
海外渡航魅力発信シリーズです!第4段!
大学4年間で15ヵ国を旅、滞在してきた私がその土地でしか学べなかった、見ることができなかったことを自分の言葉で伝えます。いまを生きる大学生にこそ世界に飛び出して、世界を見て、日本について、自分についてを考えてほしい。
MOTI project最大の魅力は学生たちが主体になって自分たちで企画をして海外渡航が出来ること。私が海外渡航の魅力を発信することで、挑戦してみたい!世界を見てみたい!という大学生の背中を押す!大学生必見のシリーズです!
今日の舞台はカンボジア!これからの大学生に求められる6つのことのうちの1つ、未来の地球を考えるにつながるお話です。
これからの大学生が知るべきこと6つについてはこちらをチェック!乗り遅れるな!
私がカンボジアに行ったのは2017年8月!首都のプノンペンとアンコールワットで有名なシェムリアップに行きました。
世界中の旅人を魅了するアンコールワット、その独特な遺跡と壮大なスケールに憧れて250万人以上の訪問者がシェムリアップを訪れています。
しかし観光業で街のホテルやレストラン、カフェなどは栄えるものの、遺跡の本当に近くやその周辺地域は未だ貧困が続いています。
大人のためにお金を稼ぐ子どもたち。学校の意味とは?
貧困のイメージといえば、物乞いが挙げられますが、シェムリアップの貧困層も例に漏れず遺跡の周りにはたっっっっっっくさんの物乞いがいます。
トゥクトゥク(観光客は大体これに乗ってる)が止まろうもんならそこにわらわらと集まってきます。
中でも多いのがマグネットやポストカードを持ってきて商売する物乞いです。
でもそのほとんどが、子どもなんです。
ぱっと見で6〜10歳くらい。大体は親かその子どもたちを率いる引率の大人が奥の方から見守ってたりしながら、実際に物をもらいに来るのは子供です。
しかも、子どもたち、いろんな言語を使います。
子どもたちが私を見つけたときは、まず中国語、英語、マレー語、韓国語、そして日本語。全て簡単な文章だけで、とにかく「お金をください、マグネット買って、2つで100円」これをいろんな言語で繰り返します。
日本語で話すときはお金の単位も日本の円。英語だったらドル、マレー語のときはマレーシアのリンギット、中国語韓国語はわかんなかったけど、国に応じて通貨まで変えて商売してきます。
びっくりしてどこで勉強したの?と聞いたら学校って言ってました。最近はカンボジアに学校を建てる団体や、日本語を教えたりするボランティアとかよく見かけますよね。そういうところで習った語学が、物乞いをするために使われている、、、。
大人に物乞いされるよりも小さい子どもに買ってって言われた方が「1ドルくらい出してあげようかな」って気持ちになりますよね。
自分の故郷とは全然違う土地で子どもに自分の国の言葉で話しかけられたら「助けてあげたい」って気持ちになりますよね。
それを上手に使った商売なんだな、と思いました。
物乞いさせて得たお金を使っているのは基本的に大人です。子どもはその手段にしか過ぎないのです。
貧困にあえぐ子どもたちが本当に学ぶべきこととは?
子どもたちは、どうやったらマグネットが売れるのか、いろんなことを考えながら商売を進めていきます。
でも、本当に子どもたちが学ぶべきなのは上手な交渉の仕方なんでしょうか?
お金をもらうための語学ですか?
授業が行われている昼間は観光客がたくさんいる時間なので、もちろん学校にも行けません。新しいことを学ぶことも、同年代の子どもたちと触れ合うこともできないんです。
こういう問題は日本にいると考えられないけど、カンボジアに来て現状を見ることでどうにかしなきゃいけない問題なんだなと興味を持つことができました。
日本も今や6人に1人が貧困層だとも言われている時代、貧困に関して興味を持つ大学生が1人でも増えればいいなと思います。
まとめ!
- シェムリアップでは子どもたちが大人のために物乞いをする環境がある
- 子どもたちが学校で学んだことを物乞いに使っている現状
- カンボジアと同じ形ではないけど日本も貧困問題は深刻。いまを生きる大学生が知るべき問題!
日本では感じられない貧困とその闇を見せつけられたカンボジア。貧困問題に興味を持たせてくれました。カンボジア、おすすめです。
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