「繋ぎ止めておきたい時間だった」
モンゴルでの日々は、全ての一瞬を切り取って保存しておきたいと思える体験の連続でした。空港からバスで揺られ続けて数時間、写真でしか見た事のなかったゲルと草原は日頃の漠然とした不安を忘れさせてくれました。草原での乗馬やゲルの中で語り合った時間は将来爆発する想い出の時限爆弾になる事でしょう。ウランバートル市内でも様々な学びが有りました。スタツアに参加しようか迷っている大学生に、誰かと非日常を体験する事は何物にも代え難い事なのだという事が少しでも伝われば良いな、と思っています。
様々な瞬間を言葉で繋ぎ止めておきたいのですが、ここでは革製品の工場見学と買い物について振り返りたいと思います!
「モンゴルの革製品は伊達じゃない」
モンゴルって革製品をとても強みとしているんです!モンゴル人の民族衣装デールは丈夫な上に保温性があり、寒い場所で過ごすにはもってこいでした。草原での寒い夜、デールを着た時の温もりは忘れられません。モンゴルの革製品がモンゴル人の生活を支えていると言っても過言ではないでしょう。
そんなモンゴルで、革製品を作っている会社であるHushTugという会社の工場にお邪魔してきました。工場に行くと、床にカバンがずらり。試験的に何個も作っているらしいです。HushTugの社員・川田大貴さんの説明によると、この会社は「モンゴルに産業を創造し、社会問題を解決する」為に立ち上げらた、との事。モンゴルでは貧富の格差や大気汚染などの社会課題が山積みで、持続可能性のあるビジネスをモンゴルで創ることで解決に近付けるのでは、と考えたのです。「モンゴルで作る事の出来るものでモンゴルを救う」考えがとても素晴らしいと感じました。
HushTugはクラウドファンディングの際に、経済的な援助が必要な子ども達を守る施設に対して売り上げの一部を寄付しており(現在も継続中)、それに際して受け取った賞状を見せていただきました。
モンゴルの家畜は放牧というストレスの少ない状況の中で育ち、激しい寒暖の差を生き抜いているので、皮が非常に丈夫になり環境適応力も高いと言われています。小物入れや財布などを触らせてもらったのですが、とても良い質感でした。驚くべきはHushTugの製品はとてもお手頃な価格で買えるという事。本来ならば数万円、数十万円するような製品がおよそ1万円台で手に入れられるんです。買いたくなりますよね!
印象に残ったのは、改良に改良を重ねていく事の重要性でした。1つひとつのカバンに対して、「これはチャックが丈夫になったが、紐がオシャレではない」「紐がオシャレになったが今度は使い辛くなった」などと出来る限り良いものを作る、という事を聞き、相手の求めるものに対して出来る限り近付ける人間でありたいと思いました。
「モンゴルを、持ち帰ろう」
工場見学でモンゴルの現状と革製品について少し頭を使った後はリフレッシュ。向かったのはモンゴルで一番大きい市場であるナラントール・ザハ。そこには様々な商品が並んでおり、スーパーマーケットに行った時とはまた別の視点から「モンゴル人の生活」を見る事が出来ました。
生活に必要な食料品・衣類・家具はもちろん、雑貨や植物、モンゴル的なものとしては馬具やデールの生地、更には骨董品などが沢山売られていました。中でも面白かったのはゲルがパーツ毎に売られていた事です(写真が無いので大量のスーツケースとカバンの写真で代用させてください……)。衣食住も面白い物も全て揃うザハはモンゴルに行くのであれば必見です!
ナラントール・ザハも沢山魅力的なモノが売られていたのですが、メインの買い物はノミン・デパートで。お土産を買うなら取り敢えずここに行きましょう!というくらい、ほぼ何でも揃っていました。皆が主に買っていたのはモンゴルの食べ物やTシャツ・パーカーなど。思い思いに買い物を楽しみました。
オススメはGolden Gobiというブランドのチョコレート。シーベリー(チャチャルガン)・ジュースも試してみる価値あり!
パッケージもおしゃれです!
その他おススメのお土産も紹介!
①ゲル組み立てキッド!
写真付きで説明書もありで日本帰国後もゲルを思い出す事が出来ます!
鍋敷き!可愛くて使えません!
③モンゴルのミルクティー!お湯で溶かすだけ!
⑤パソコンケース!シンプルでおしゃれ!
⑥もう一回最後にゴールデンゴビのゲル風チョコレート!
パッケージがゲル!そしてちゃんと中にもイラストが!チョコレートもゲル!!モンゴル行ってきたよ!と言わなくても伝わるすごい素敵なお土産です!味もちょっと甘めですが中にチョコクリームが入っていてとろける美味しさです!
デパートだと1回に食料品、上の階に小物など売っているので効率的に一度でお土産を買う事が出来ます。是非行ってみてくださいね!
「最後に」
モンゴル行きを決めた時、草原での生活を楽しむ事だけを考えていましたが、ウランバートル市内でも違った角度からモンゴルを知ることが出来ました。草原だけでなく、都市部も行く事をオススメします!
チンギスハン広場でチンギスハンのポーズをした後、しゃぶしゃぶを食べました。それからの夜は長かったのですが…… 続きは萌のブログで!
過去のレポートを見逃したあなた!
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テーマは令和×サスティナビリティ!持続可能な未来を共に作っていくために!私たちは文句を言わず立ち向かい行動していく!
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