スタツアで学びたいこと
私は現在赤十字の看護大学に通っています。 そのため、これまでの授業を通して、SDGs(持続可能なな開発目標)について触れる機会があった。そしてその中でも、やはり、目標3の「すべての人に健康と福祉を」という、あらゆる年齢のすべての人の健 康な生活を確保し、福祉を増進することについては特に興味を持ちました。
まず皆さん、この目標を見ると、まず始めとして発展途上国の人々を思い浮かべる人がほとんどでしょう。 確かに、毎年5歳の誕生日を待たずして命を落とす子どもの数は 600 万人を超えているほか、開発途上地域で必要 な医療を受けられる女性は、全体の半数にすぎません。
しかし、実は我ら日本の子どもたちにおいても6人から7人に1人が貧困だと言われていたり、ジェンダー平等に関しても2018年12月に世界経済フォーラムで発表された数字によると149カ国のうち110位と、とても低い数字になっていて、先進国である日本国内でも当てはまることだと言えます。このように、健康と福祉とは、全ての人々にとって最も身近なものであり、全ての人に与えられているひとつの人権である。
そのため、今回の世界一の福祉国家である北欧を訪れ、少しでも「人が健康に、その人らしく生きること」とはどういうことなのか、またそれを実現できる社会とは何なのか、何が必要なのかを学び、感じながら、これからの自分の人生観、看護観につなげていきたいと思います。
GOAL3について考えたこと
まず、「すべての人に健康と福祉」の実現のためには、人々が互いに助け合い、理解し合えるような社会を作っていく必要があると思います。これは、ものすごく難しいことに感じるが、ちょっと視点を小さくすると、ものすごく簡単なことでもあると思います。
「自分の家族、友人、地域の人など、身近にいる周りの人々が、少し何か困ってることがあったら助けてあげる」そんなちょっとしたことでも、その人にとってはものすごく大きなことであると思います。このように人々の助け合いがゴールにつながっていくと思います。そして、自分とは異なる人を受け入れるという気持ちも持っていかなくてはならないと思います。
自分とは異なる文化に触れ、これまでの自分を見つめ、これからの自分を広げていけるような経験をして帰ってきたいと思っています。
最後に一言!
学生生活最後の夏、これからの自分の人生、そして人々の生きるを支える看護師の卵として、将来の看護観に活かせるような最高の思い出を皆さんから刺激を受け、与えながら作りたいと思っています!宜しくお願いします☺☺
出発まで残り10日!