今回のキリマンジャロ登山ルートを振り返る!
マチャメルートの日程!
出発から帰国までの流れはこんな感じです!!
1日目:日本からキリマンジャロへ出発
2日目:キリマンジャロ到着 ブリーフィング
3日目:マチャメゲート⇒マチャメキャンプ
4日目:マチャメキャンプ⇒シラキャンプ
5日目:シラキャンプ⇒ラバタワー⇒バランコキャンプ
6日目:バランコキャンプ⇒カランがキャンプ⇒バラフキャンプ
7日目:バラフキャンプ⇒ステラポイント⇒ウフルピーク⇒ミレニアムキャンプ
8日目:ミレニアムキャンプ⇒ムェカキャンプ
9日目:ムェカキャンプ⇒下山⇒マサイ村
10日目:サファリ⇒空港
11日目:日本到着!
7日目:アフリカ最高峰へ!最終アタック!!
今回は、、キリマンジャロでは超珍しい・・頂上付近の雪・・。
毎回MOTIprojectのキリマンジャロアタックは普通の登山行程とは違い、バラフキャンプで夕ご飯を食べて深夜に登るのではなく、朝食を食べて朝日とともにアタックします。
今回は雪がある関係で朝3時30分起床して、アタック開始でした!
まだ日も登っていない暗い道を、ヘッドライトの明かりを頼りに進んで行きます。
一歩前に進む度に、自分の人生で最も高度が高く、酸素が薄い場所に居ることになります。
そんな緊張と不安を押し沈めながら呼吸を整えて進みます。
しばらくして後ろを振り返ると、薄暗い夜空にオレンジ色の太陽が昇ってきていて、写真撮影&小休憩しました!
更に高い位置に太陽が昇る頃、足元に雪が残っている高さまで歩いて来ました。
アイゼン無しでも問題なく登れますが、それでも転ばないように足の置く位置に注意して進みます。
到達すれば登頂証を貰えるステラポイントらしき場所が見えてくる頃、僕を含めて多くのメンバーが高山病の症状に苦しめられていました。
寒さや斜面、雪による体力の消耗も多く、ポーターさんに荷物も持ってもらい、身体を支えられながら、とにかく足を前に出す事だけを考えてステラポイントを目指しました。
ステラポイント(5756m)に到達!!
意識が朦朧とする中、ステラポイントの看板を見た瞬間、これまで登り続けた5日間とそれより前から続けてきた準備&トレーニング期間の事を思い出して、目からボロボロに涙が出てきました。
本当に本当に色んな思い出が次々と蘇り、心の底から大号泣しました。
ステラポイントまでは2日目に下山してしまったわさおを除いた全員が到達することができました! そしてステラポイントでの興奮冷めやまぬまま、その上を行くアフリカ最高峰のウフルピーク(5895m)に進みます!
そこまでの道のりは片道約1時間、雪景色が一面に広がり、その中を進みます。
ステラポイントで十分休憩を取った為、僕は体力が回復し、ポーターのロバートと楽しく会話を楽しみながらウフルピークまで到達することができました!
アフリカ最高峰ウフルピークに到着
ガイドのフレディに言われて、何故か腕立て伏せしながらパシャり
さて、そんな楽しい時もつかの間、このウフルピークは酸素が薄く、紫外線も強い為あまり長い時間居られません。
急いで、バラフキャンプまで下山します!
あまりの疲労で、半ば引きずられながら下山します。
半ば引きずられながら2時間ほど下山するとバラフキャンプに到着しました。
高山病によりウフルピークまでは行かれなかった鹿野ちゃんと再会することができました!
他のメンバーもバラフキャンプに到着し、本日は無事に終了となりました!
と、なるはずでしたが、鹿野ちゃんの高山病の症状があまりにも酷い為、この日の内に一つ下のミレニアムキャンプに向かう事がガイドのフレディにより決定しました。
最終アタック後の下山から更に2時間30分の道のりは決して楽ではありませんでしたが、ミレニアムキャンプに降りてからは頭痛もなくなりました!更にこの日の夜は星が綺麗で、最終アタック疲れも吹き飛ぶような夜空でした。
キリマンジャロ登山の最終アタック日は激動の1日でした!
特にステラポイントまでの道のりは非常に厳しい物でしたが、その分登りきった時の感動は言葉で言い表せない程大きなもので、人生最大の感動と言っても過言ではありません!
8日目:ミレニアムキャンプからムェカキャンプへ
9日目:ムェカキャンプから完全下山!
下山後はスタッフみんなでオリジナルのTシャツを着てくれました!
一人以外全員!登頂証明書をもらいました!
完全下山をしてキリマンジャロの挑戦は終わりました。
私達のキリマンジャロ登山は無事に下山をして10名中9名が登頂を果たしました。8名は最高峰のウフルピークまで、2名はステラポイントまで、一人はシラキャンプにて下山となりました。
登山経験の浅く、見知らぬ全国の大学生が集まって世界の山へ挑戦するプロジェクトは今回で3回目。今回も残念ながら全員での登頂を果たす事が出来ませんでした。
しかしながら、登頂する事がすごい訳では無くこの世界の山へ挑戦をし行動した人生は本当に素晴らしいと私は思っています。
どんなに準備をして体力をつけても、挑戦するまで分からないのが登山の難しさだと思っています。
でも、だからこそ挑戦しない限り登れるか登れないかもわからないんです。
でも登頂をする為にリスクを限りなく減らして準備をしていくこと、仲間とチームワークを作ること色々な事を積み上げる事でその可能性を着実に上げていけると思っています。
私達の挑戦はまた次の挑戦者へバトンを渡したい!そう思っています。
登山家でもないけど、挑戦出来るそういうプロジェクトを目指して2019年もまたキリマンジャロ登山へ挑戦したいと思います!
ここまでブログを読んでくださりありがとうございます。
次回のblogは!今回挑戦したみんなの感想のまとめです!お見逃しなく!