2日目午前中のタイムスケジュール
《Day 2th in the morning 》
7:00 朝食
10:00 Stockholmを出発、国内線に乗り、Kilna へ
14:00キルナに到着！企業訪問へ
スウェーデンに来て初めての朝ごはん！
写真をご覧ください！
とってもおしゃれな朝食会場で、ハード系のパンがメインで、ハムやチーズ、ヨーグルトが3種類ぐらいあり、とてもおいしい朝食でした。
わたしのお気に入りは、レバーペーストとブルーチーズです！
2日目は朝からストックホルムを飛び立ち、スウェーデンの北部キルナへ向かいました。
見てください！一面に広がる雪景色！
雪が綺麗で、キラキラしていました。
キルナで宇宙研究・開発をしているIRF社に訪問しました。
IRF社はキルナ、ウプサラ、ウーメオー、ルンドの4拠点で、宇宙の研究や人工衛星などの開発を大学、スタートアップ企業などと協力して行っています。
私たちが訪れたキルナは、オーロラが見える貴重な場所。そのため、長年にかけてオーロラなどの研究で注目されてきました。
一番印象的だったのが、スタートアップ企業へのサポート。段階に合わせたサポート体制があります。アイディアが浮かんだステージ1。それをどのようにビジネスにするのか、消費者の需要に応えるのかを考えたり、一緒にやってくれる人を集めるステージ2に移ります。そこから、資金集めやチーム形成、実際にビジネスにするステージ3へ行きます。最後に、成功すればそこからネットワークを広げ、教育機関との連携を図り、イベントなどを行います。うまくいかなかった場合は、ステージ1からもう一度新しく行います。
わたしが印象的だったのは、うまくいかなかった時にステージ1に戻ることです。日本の場合は、うまくいかなくても上場したり、失敗するとそのまま倒産という形になってしまいます。しかし、スウェーデンではやり直すことができ、それをサポートしてくれる体制があるのだなと思いました。
企業の説明を受けたあと、IRF社で長年研究に携わっていらっしゃる山内さんにスウェーデンのお話を伺いました。
おもに、日本とスウェーデンの違いについて議論しました。
◎文系、理系がない？！
スウェーデンの大学生には文系理系がないそうです。文系の学生でも理系の学部に行ってもいいし、日本のように、理系の学部に行ってもその専門の研究者にならなくていいそう。文系でも、理系の学部に行くことで、専門家にならなくても、理系の知識があり、理系の知識を活かしたビジネスの営業やマーケティングなどの文系職に生かせるのでプラスになるそう！
◎一回就職してから大学に行く？！
スウェーデンでは高校を出た後に、一度働いてから大学に入るのがノーマルなんだそうです！一度働いて、自分が何をしたいのか、学びたいのか考えてから大学に入ることができますね。
◎失敗はマイナスじゃない？！
スウェーデンでは、文系の学生が理系の学部に入ったけれど、違うなぁと思ってまた異なる学部に行くことはプラスになるそう！日本だとなんでやめたの？！と言われそうですが、スウェーデンではNice Try！と評価されるそう！
◎金曜はみんな15時に帰る？！
企業の説明をしてくださった社員の方が、まだ15時というのに、とても時間を気にされていました。彼女はもう私帰らなきゃ！と言って帰って行きました。
スウェーデンでは金曜は15時には帰って、家族でディナーを作ったり、映画を見たり、ファミリータイムを過ごすそう！
◎大企業よりスタートアップ！
スウェーデンでは、優秀な人はスタートアップで自分がやりたいことをするそう！多くのスタートアップ企業がスウェーデンにはあり、スウェーデンのビジネスを支えています。銀行や国もスタートアップを支えており、日本のように大企業に買収という形ではなく、スタートアップがどんどん大きくなれるサポートがあります！
日本とスウェーデンでは様々なことが違いますね〜！
理系文系が分かれていないことは驚きでしたが、たしかに、理系の技術を売っていく中で、理系の知識は必要だなと思いました。
スウェーデンでは、みんながやりたいことをやっている雰囲気があり、働き方も、私生活も自分で選ぶことができ、学ぶことも、起業することもいつからでも始められるサポートがありました！
たくさんの貴重なお話を聞けて嬉しかったです！ありがとうございました！
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