彼を知り、己を知れば百戦危うからず!
まずはキリマンジャロを知ろう!
キリマンジャロ概要
キリマンジャロはアフリカ中部にあり、ほぼ赤道直下(03°04″S、37°21″E)アフリカ大地溝帯の東リフトバレーに属する山脈に属さない火山で、火山の中では世界最高峰。知らなくてびっくりしたのが、キリマンジャロが富士山と同じ成層火山だった…!
キリマンジャロの周辺の気候
アフリカの気候区分は7つに分かれる(高校地理で既習のケッペンの気候区分)。気候区分のアフリカ大陸も割合はBW>BS>Af>Aw>Cw>Cs>Cf ほとんどが乾燥帯に属していて、熱帯は赤道付近に分布、北端や南端が温帯になる。タンザニアはAwに属しており、春秋が雨季で夏冬が乾季となる。
キリマンジャロの気候
キリマンジャロは高山気候に属す。サバンナ地帯(標高800〜1,800m・Aw)、マチャメゲート (標高1,800m・Af:降水量max2,000〜3,000㎜) 、マチャメ、シラ、バランコキャンプ(標高2,800〜4,000m・C〜D)、カランガキャンプ(標高4,000〜5000m・E)、バラフキャンプ~ウルフピーク(標高5,000m〜5,895m・EF)。降水量は山腹で最大となり、山形の降水グラフになる。
キリマンジャロの気温
標高が高くなるほど寒くなり、気温の逓減率は「−∂T / ∂z (T=気温 / z=標高)」となり、標高が上がるにつれて、約0.6℃気温が下がる。純粋な高度以外にも様々な要素が複雑に作用する。とにかくキリマンジャロは寒い!赤道付近のため昼夜の気温差も大きく、また、高所は非常に乾燥している 。日本登山医学会によると、標高5,500mでは呼吸により200mm/hの水分を失う。
まとめ
ケッペンの気候区分は植生により区分されているため、キリマンジャロ登頂までの間に様々な植生の変化を楽しむことができる。高所では防寒、水分補給の重要さを改めて感じた。また国連環境計画の発表によると、2020年までには氷河が完全に消滅するとのことで、今回参加できてラッキーだと改めて実感した!
記事作成:参加メンバー 清水 俊介 / 表・写真:リーダー 金原 守人
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