サインバイノー!(モンゴル語で、こんにちはー!)
モンゴルスタディツアーのリーダー トミーです。
ついに、出発日まで片手で数えられる日まで近づいてきました…。地元の田んぼを眺めながら、大草原に行けるのはまだかまだかと待ち望んでいました。ついに、それが現実になるまでもう少しです!
本日は、モンゴルの教育について書かせていただきます。あともう少しなのに、堅苦しいこと書くなと自分で書いてても思いましたが、日本との違いはやはり面白かったです。身近にある就職活動についても、違いを調べてみました!
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モンゴルの教育制度は日本と違う?
モンゴルの教育は6-3-3体制です。小学校6年、中学校3年、高校3年で、義務教育を小学校から中学校にかけての9年間としています。日本と通う年数などは、違いがありませんね。2008年から現在の12年制への移行を進めています。授業料は私立学校以外、全額を国家が負担しています。
ちなみに、モンゴルの識字率は97%です。調べる前は、もっと識字率が低いのではないかと予想していたので驚きました。
遊牧民の子どもは寮に入ったり、親戚の家へ居候したりして学校に通います。ゲルやアパートを借りて定住する家族もいるそうです。小学校入学(日本と同じぐらいの年齢)のときに、家族と分かれて暮らすか判断を迫られると考えるとかなり大きな選択ですよね。
ウランバートル市内の子どもたちは、通える範囲の学校に通うことが多いので、このようなことは起こりません。住む場所によっても、教育には差が出るのですね。
モンゴル人の大学進学率は??
モンゴルの大学進学率は、64%(36位)です。日本は、63%(40位)です。なんと、モンゴルの方が上位なんですね!
一つの特徴が、女性の大学進学率の方が高く、男女の進学率の差が、20%ほどあります。日本は男女とも、同じぐらいです。理由やその背景までは調べることが出来ませんでしたが、教育の中でも大きな特徴だと私は感じました。
日本語学習者はどのくらい?
モンゴルの日本語学習者の内訳をみてみると、1番多いのは小中高校生です。小学四年生から外国語の授業を選択できます。新興国モンゴルでこれからのことを考えると、一つでも多くの外国語が出来ることは大きなチャンスになり得ますね!
モンゴル人の就職活動!
教育制度とは異なりますが、モンゴルの就職活動についても調べてみました!大学生は、やはり気になる所ではありますよね。
モンゴルの学生は、大学を卒業してから就職活動を始めます。日本とは違い、就活解禁日などがなく、どのタイミングで始めても良いのです。
まず、モンゴルでは新卒・中途採用などの概念がありません。企業の中でどこかのポジションが空いたり、新しいポジションが出来たときに人材を募集します。モンゴルの企業は、今までどういう事をやってきたかを評価することが多いようです。
また、就活支援サイトなどもないため、日本に比べ、就活の情報源がかなり少ないです。興味深かったので、長々と書いてしまいました。現在進行系で就活を考えているため、このような違いを見ると、とても面白いですね。
ゲル地区の補足。
以前、何かのテーマで環境問題について書かせていただきました。補足があるので、少し付け足させてください。
ウランバートルの都会にも、ゲルに住んでいるモンゴル人はいます。現在、モンゴルでは豊かな暮らしを求めて、都市に移り住む遊牧民が増加しています。市街地の周りには、そういった人たちがアパートに入居できるまで住む「ゲル地区」が広がっています。ウランバートルで問題になっている大気汚染は、ゲル地区に住むモンゴル人が出す料理や暖炉の煙だと言われています。 この地区に住む人が悪いと言いたい訳ではなく、環境問題の裏にはこういった背景があることを伝えたいです。
モンゴルの未来を担うのは子供たち!
今回は、モンゴルの教育について書かせていただきました。野心溢れる熱い国モンゴルをこれから支えるのは、モンゴルの子供たちです!
あと、3日!