5日目は、スウェーデンのストックホルムで、教育と福祉の現場を視察します!
以前紹介したデンマークとの違いは何なのか?スウェーデンの考え方・価値観を探りに行きましょう!
スウェーデンの教育
スウェーデンには、「1歳から生涯学ぶ」という考え方が根付いています。
知識を詰め込むよりも学習のプロセスを大切にし、個人の意思を尊重した教育制度が整っています!
☆彡スウェーデンの教育の特徴☆彡
①子供の学ぶプロセスを大切にする教育方法
スウェーデンの基礎学校の学習テンポは、日本と比べるとかなりゆっくりで、休暇も多く、宿題もないんです!
日本人からしてみると考えられないですよね!!
一人ひとりの子供がどの様に学ぶのかを見て、そのプロセスを大切にする教育方法。
日本のように先生が教壇に立って皆が一斉に同じことをするというよりも、グループで勉強したり、個人で自習をするという学習方法のほうが多いそうです。
②民主主義の価値観
「人はみんな同等の価値があり、平等。そしてお互いに連帯感を持つことが大切」
この価値観が、教育現場にも浸透しているんです!
民主主義社会の一市民として、自分の言動に責任が取れる国民を育てるために、教育現場でも自分の意見を持つことを促しています。
③自分の人生は自分で決める
スウェーデンでは、自分なりの人生を送ることのできる教育制度が整っています。
大学教育は、子どもが自分で自分に投資するというのがスウェーデンの常識。
なので、将来の方向性が決まっていない人は、大学に行かずに働いたり、好きなことをしてから大学に進学する人も少なくないんです!
また、人生の途中でやり直しがしたいと思ったら、大学に戻って学び直すことも可能!
税金は高いけど、その分大きな学費の負担なく学ぶことができるのも、人々の学びを応援してくれます!!
自分の意思を自由に実現しやすい教育制度。その分、自分の人生に向き合うことも大切にしています!!
④学校教育の多様性
スウェーデンでは、学校庁という国の機関は、目標の設定を行うのみで、どの目標をどの様に達成するかやどの科目を何時間、何年生から始めるかなどの詳細は、地方自治体と学校側が協議で決めるんです!
つまり、学校ごとに特徴を持ち、学校教育の多様性が実現しているということ!!その中から自分に合った学校を選ぶことが可能なんです!
⑤環境教育
環境保護において世界で最も進んでいる国とも言われるスウェーデン。
スウェーデンの環境教育は4歳からスタート!
自然を体験すること、野外に出て学ぶこと、体や心を使った学びによって、持続可能な社会をつくるための態度や感性を育みます!
スウェーデンには、フォルスコーラと呼ばれる幼児教育機関や、フォルスコーレクラスと呼ばれる初等教育への準備コース、そして飛び級も可能な義務教育のグランドスコーラン。さらにさらに、日本の高校よりも専門性に富んだジムナシエスコーランや職業訓練コースもある!高等教育も充実していて、自分の好きなものを自由に学べる環境が整っています!!
スウェーデンの福祉
ここからは、福祉の中でも私が興味を持った、スウェーデンの高齢者施設を紹介します!
スウェーデンでは、特別住宅と安心住宅という2種類の高齢者施設があります。
特別住宅は、障害や病気がある高齢者のためのナーシングホームや認知症グループ住宅といった、日々の生活に何らかの不自由がある高齢者が集まる施設。
安心住宅は、バリアフリーで造られた管理人がいる集合住宅で、元気な高齢者が集まります。必要時には介護や医療のサービスを受けることも可能!
自治体とのかかわりも大きく、高齢者の意思を尊重し、老後も幸せに安心して生活するという体制が整っています!
さいごに
最後まで見て頂いてありがとうございます!
個人の尊重を尊重し、自由な選択ができる制度が整っていることが、スウェーデンの特徴だと思います!
考え方や価値観だけじゃない!社会全体として支えあい応援しあう仕組みがスウェーデンにはあるんですね!!
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