【不用品に第二の人生を!】南米とアフリカの子供たちにセカンドライフさんから頂いた寄付品を渡してきました!

もえ
ジャンボ!スタディツアーコーディネーターの萌です。今回もセカンドライフさんから寄付して頂いた文房具などをボリビアとタンザニアの学校に渡してきました!

2019年2月南米スタディツアーと3月のアフリカスタディツアーでは小学校と2つの中学校で頂いた寄付品を渡してきたので、こちらで報告させていただきます。

まず、セカンドライフさんってどんなことをしているの?

小さいときに心から大事にしていたぬいぐるみやおもちゃ。
大きくなってからもう一緒に遊ばなくなったし、必要ではなくなったけど…

いざ、捨てよう!となった時に急に「昔よく遊んだな~ずっと一緒にいたな~」、「この子すっごく大好きだったな~」とか懐かしくなってしまい、捨てようかどうしようか悩んでしまうことってありませんか?

そんな大事にしていた物、でも、もう要らなくなってしまった物を簡単に捨てたくない他の人に渡すことで新しい人生と第二の命を与えたい!

そんなあなたにぴったりなのがセカンドライフさん!!

(詳しくはこちらから ehaiki.jp/second/

セカンドライフさんはもう不要になった物の寄付とリサイクルを行っています。

古着、食器、絵本、着物、ランドセル、おもちゃ、文房具、雑貨、三輪車、車いす、ベビーカー、チャイルドシート、マタニティグッズなどなど様々な不用品を再利用されています。
マタニティーグッズなど、お子さんの成長に合わせて必要なものともうサイズが合わなくなって不要になった物が多そうなので、お母さん方にはとても助かりそうですね!

リサイクルするだけじゃない!グローバルな活動

セカンドライフさんはただ不用品をリサイクルしているだけでなく、寄付することによりワクチンの募金活動もできるんです!

寄付した商品の数に応じて、寄付した人の代わりにワクチンを発展途上国の子供たちに届けているそうです。

セカンドライフさんの目指す未来は、「1人でも多くの命をワクチンで救う」「日本の抱えるゴミ問題を少しでも減らす」こと!

まだ使えるけど、ゴミとして簡単に捨てられてしまう物が溢れている日本において、ポイっと捨ててしまう前に再利用できるかを立ち止まって考えてみる。「これ、まだ捨てる段階じゃないのかな?」

まだ使えそうな物は誰か必要としている人に譲ったり、それこそセカンドライフさんを利用したり!

こういった再利用の意識が私たち1人1人に根付き、その結果、今を必死に生きようとしている世界の誰かの手助けに繋がる。…とっても素敵な循環ですね!

それに、再利用の意識があれば無駄な買い物をすることも減って、出費も抑えられ環境にも優しくなれて一石二鳥!いや、何鳥も自分に帰ってくる!!

2010年から始まったこの募金活動は、2019年3月現在で累計131,476名分のワクチンを世界に届けているそうです!

ちなみに、1年前に調べたときは2018年2月の時点で累計101,842名分のワクチンを届けられていました!年々、募金数も増えており、もっとこの活動が日本で広まったらお互いにとってwin-winの関係になりますよね。もっとこの活動を多くの人たちに伝わってほしいな~~と強く思っています!

いざ、南米とアフリカの子供たちの元へ!

2月某日、今回も段ボールいっぱいにセカンドライフさんからお荷物が届きました。
子供たち向けということで、ノート、鉛筆、ファイル類、色鉛筆、おりがみ、お手玉、絵本など様々な文房具や雑貨類を選んで送ってくださりました。

段ボールを開けて正直に思ったことは、「全然まだまだ使えそうな物ばかりだ!」ということ。
セカンドライフさんが送ってくださる物はどれも手入れがしっかり行き届いていて、゛不用品゛に正直、汚そう…とマイナスイメージを持っていた私は毎回驚かされます!
きっと元の持ち主の方がいつか来る使うタイミングまで大事に保管していたんだろうなと感じます。
でも、よく見るとノートのキャラクターのデザインが昔のもので今の子たちは好んで使いそうにないなと思うものもあったので、せっかくまだ使える物を捨てるのではなく誰かに寄付しようと選択肢が広がることって素敵だなと思います。

さて!そんな頂いた物たちを今回は2か国の3つの学校に届けてきました。1校ずつレポートしていきます!

1校目:ボリビアのコルチャニ村小学校

地球の裏側の南米大陸!ボリビアのウユニ塩湖の近くにあるコルチャニ村の小学校に訪問させて頂きました。

毎回南米スタディツアーでお世話になっているこちらの小学校の1クラスに貴重な授業の時間を割いてくださり日本文化の紹介や交流をさせて頂きました。

とっても元気で可愛いらしい3年生のみなさん。突然来た日本人が一体何をしだすのか興味津々です。

私たちは最初に日本語で挨拶やありがとうなど簡単な日本語を教えて一緒に練習したり、お箸の使い方をレクチャーして使ってみたり、鬼のお面と豆を用意して節分を体験してもらう(ボリビアにも節分に似た文化があるそう!)などを行ってきました。

時間が少し余ったので、セカンドライフさんから頂いた折り紙を急遽やろう!ということになり、子供たちにアナウンスしたところ、「え!折り紙!!やったーー!」と大歓声が!
遥か遠い地球の裏側にも日本の折り紙の文化は広まっているんですね!

私たちは頂いた折り紙を使って、お箸ケースの作り方を子供たちに教えました。

真剣な子供たち。分からないところは日本人メンバーが手伝いながらお箸ケースを折っていきます。

じゃじゃーん!こちらが子供たちが折ったお箸ケースです!とっても上手ですよね!
好奇心旺盛な子供たちはこの後も余った折り紙を使って1人で洋服を折っていたり!存分に折り紙を満喫していました。

今回、折り紙をたくさん入れてくださりとても助かりました!子供たちも大喜びでした。素敵なチョイスありがとうございます!

最後に、先生に寄付品を渡したところ、子供たちもとても喜んでいました。たくさん文房具を入れてくださったので、無事にクラスの子どもたち全員に渡すことができそうです。
日本で使われないものが地球の裏側に来て喜んでくれる人の手に渡る。そして大切に最後まで使ってもらう。この循環が世界で広がっていくといいなと思いました。

みんな、折り紙でたくさん遊んでね!文房具は大切に使ってね!

2校目:タンザニアのイルキティンガ村中学校

お次はアフリカ大陸の東側、タンザニア第2の街アルーシャにあるイルキティンガ村中学校に訪問させて頂きました。

タンザニアには約130もの部族の方が暮らしていますが、その中でも特に有名なのがマサイ族!あの高くジャンプをすることでお馴染みのマサイ族の子供たちが通う、街にある学校です。
(マサイ族といっても、大学を出て街に住んでいる人もいれば、自然と共存しながら昔ながらの生活をしている人もいたりとライフスタイルはバラバラなんです!)

このイルキティンガ村中学校にはなんと1000人以上の子供たちが通っています。
大勢の子供たちが珍しい日本人に興味津々で、「ジャンボ!(スワヒリ語でこんにちは!)」と元気よくハイタッチしてくれます!

タンザニアの教育制度は日本と異なっており、小学校が7年間、中学校が4年間、高校が2年間と設定されています。
ですが!小学校4年生と7年生の時に国家試験があり、それに合格しない限り進級はできないそう…厳しいですね!

そんな勉強熱心なタンザニアの学生さんたちにも寄付品をプレゼントしてきました。

さすがに1000人分は用意できなかったので、成績が優秀な子に渡しますと校長先生が仰っていました。
まだまだ使えるペンやノート、たくさん勉強に使ってほしいなと思います!

また、イルキティンガ村中学校では新しい教室を現在増設中で、第1号として図書館が設立されていました!
今回の寄付品の中に英語の本が何冊か入っていたので、この図書館に置いてもらって自由に読んでもらえたら嬉しいです!
今回も素敵なチョイスをありがとうございました!

この学校では、学生さんたちに「日本のイメージは?」、「将来の夢はなに?」など色々インタビューをしながら日本とタンザニアの価値観や文化の違いを知ったり、マサイダンスを披露してもらったり、バレーボール対決などみんな汗だくになりながらも貴重な交流の時間を満喫することができました。

私は今回でこの学校に訪問するのは4回目なのですが、毎回学生さんたちに「日本は技術が発展していて、お金があって羨ましい」と言われます。
たくさん勉強して、日本に来たり、タンザニアをこれからどんどん発展させてほしいです!
ペンやノート、大切に使ってね!

3校目:タンザニアのオルドイヨサンブ村中学校

先ほど、マサイ族にも色々なライフスタイルがあると言いましたが、こちらは大自然の中にある中学校!
アルーシャの街から車で1時間ほど移動すると、電気、ガス、水道が通っていないような村で昔ながらの暮らしをしているマサイ達がいます。
このオルドイヨサンブ村はまさに自然と共存している村で、何もない平原のなかに突如学校が現れ、どこからこんなに子供たちが通っているの!?と不思議に思うほど大勢の学生さんが通っています。こちらも多分、1000人近くの学生さんが在籍しているのではないでしょうか!

今回も私たちの訪問の為に授業の貴重な時間割いて、こんな青空の下で大勢の学生さんが歓迎してくださりました。

何百人もの学生さん対、日本人11人なのでアウェー状態で緊張しますが、私たちの為に歌やダンス、ラップなどたくさんパフォーマンスを披露してくださいました!ありがとうございます!

私たちからは相撲対決、ダンス、ドッジボール対決などスポーツを通じて交流しました。相撲が人気でとても盛り上がりました!スポーツに言葉はいりませんね!

学生さんたちととても仲良くなれたので、お別れが名残惜しいですが…最後に先生に寄付品を渡してお別れしました。

こちらも全員分ではないので成績が優秀な子を優先して渡してくださるそうです。
大切に最後まで使い続けてほしいなと思います!

日本で゛不要゛になったものが海を渡って遥か遠い南米とアフリカの子供たちの手に渡り、第二の人生を過ごしていくなんて不思議だけど、素敵ですよね。
文房具も、折り紙も本も、子供たちが大切に使い続けてくれますように!

セカンドライフさん、今回もたくさんのご寄付品を送ってくださりありがとうございました!
また今後とも是非利用させてください!

あなたも、捨てる前に他の選択肢を考えてみませんか?

前回、寄付品をアフリカに届けたことがきっかけで初めてセカンドライフさんを知りました。

今までは要らないものがあったら、勿体ないけど捨てるしかないかな…なんて心苦しくも捨てていましたが、寄付するという選択肢が増えて「このお皿、もう使わないけどキレイだから寄付しようかな、その前に身近に使いたい人いないかな?」なんて個人的にも考えるようになりました!

それ以前に無駄に物を買わない、再利用できるか考える、環境にいいことをしようなど当たり前のことですが忘れていたなと気づかされます。
自分がスッキリするだけでなく、誰かの為に環境の為にもなるひと手間を、是非たくさんの方が考えてほしいなと思います!

引っ越しシーズン真っ盛りの3月。物を捨てる前に一度立ち止まってみてはいかかでしょうか?是非、セカンドライフさんのHPをまずは覗いてみてください!

詳しくはこちらのHPをご覧ください!

https://www.ehaiki.jp/second/

さらに!今回は新しく立ち上がったこちらのサービスを利用しました!

セカンドライフを運営しているNPO法人グッドライフさんが運営する新しいサービス。その名も゛にこっと゛。
「 まだ使える品物を、大切に使って頂ける方々に、無料で送らせて頂く 」 という活動を行っているので、今回の寄付品も送料無料で送っていただきました!

何でも無料で貰える、という分けではなくて、「本当にこの商品を大切に使ってくれる方」のみにお渡ししています。
HPにぬいぐるみや絵本、おもちゃなど色々な商品が掲載されており、どの商品がなんで欲しいのかを自分で応募してスタッフの方も自分自身もお互いが納得できるかたちで当選された方にお渡ししています。
つまり、購入者というよりも゛里親゛と捉えて本当に必要としている方に無料でお渡ししているそうです!

また、応募の条件として
・到着後に近況報告を送ってもらえる方
・SNS等でにこっとの活動を応援していただける方
・商品を可愛がってくれる方
を対象としている徹底ぶり!

このシステム、今までになかったのではないでしょうか!?
ただなんとなく欲しいから、別に欲しくなかったけど貰った物…だと、いつか不用品になって捨てられてしまいそうだけど、里親さんと出会うことでずっと大切に使い続けてもらうことができますね!

新しく誕生した、にこっとさんも是非活用してみてはいかがでしょうか!運命の出会いがあるかも!

詳しくはこちらをご覧ください!
https://nicoto.love/student.html

 

改めまして、セカンドライフさん。にこっとさん。今回もたくさんのご寄付誠にありがとうございました!!

 


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