帰国後ブログ10日目!2月26日(火)
-南米スタディツアー10日目スケジュール-
5:30 マチュピチュへ出発
9:30 ワイナピチュ登山
11:30 マチュピチュ見学
2:30 マチュピチュ村観光
4:30 列車とバスにてクスコへ
-想像を超えるハードさ!ワイナピチュ登山-
この日も朝早くマチュピチュ村を出発し、バスで30分ほどの、マチュピチュ入口へ向かいました。朝早かったため、まだ観光客も少なく、段々畑や水汲み場などを見学しながらワイナピチュの入口へ向かいます。
こんな標高が高くてへんぴなところに人々の暮らしがあって、その証が今も残っているなんて本当にすごいことだと思います。水汲み場は水が下りてくる設計になっていたり、所々に当時の人々の暮らしの工夫が見えました。
そして、いよいよワイナピチュ登山。入口で名簿に名前や時間を書き、出発です。
はじめは坂道や少し狭い道が続く程度で、「これなら頑張ればいけそう!」と思いながら進んでいきました。しかし、徐々に急で狭すぎる道が多くなり、ロープにつかまりながら慎重に進まなければなくなっていきます。また、空気も薄いため、休憩を挟みながらの登山です。次第にみんな無言で苦しい表情になっていきました。
1時間ほど登り続け、ようやく頂上に着きました!!
わたしはここまでハードな登山をしたことがなかったのですが、頂上に立つととても気持ちよく、頑張ってよかったと思いました。これはウユニ塩湖のときも感じたのですが、辛い思いをしたあとの景色は最高です!!周りには雲が立ち込めていて、とても幻想的でした。
そこから足を震わせながらさらに上へ…。高所恐怖症のわたしは足を震わせながらでしたが、やはり上へ行けば行くほど周りの景色は今まで見たことのないものになっていきました。圧巻でした!
そこから再び30分ほどかけて無事下山し、ワイナピチュ登山を終えました。登っている最中はどうなることかと思いましたが、みんなで登りきれたことがひとつ大きな自信となりました!
-雲の上のマチュピチュ-
登山を終えたわたしたちは、ガイドさんと共にマチュピチュを見学しました。太陽の神殿やアパートのようなものまで、本当に様々な施設が立ち並んでいました。大昔に出来上がった施設のはずなのに、あまりにもちゃんと出来過ぎていて、本当に当時人がつくったのか?!という感じでした。
この遺跡は1911年に考古学者のハイラム・ビンガムが発見したものです。発見当時のマチュピチュは草木に覆われていたそうなのですが、発見した彼は果たしてどのような気持ちだったのでしょうか…。遺跡の存在を知っているわたしでも圧倒されたので、彼の感動や達成感は計り知れないものだったと思います。
-まとめ-
マチュピチュは世界中から多くの人々が集まるだけあって、実際に行ってみると、本当に圧巻の一言でした。征服者から自分たちの文化、伝統を守るために、あのような孤立した場所でも人々は工夫を凝らし、生き抜こうとしていたのだと思います。写真で見るだけでは感じることのできない空気感や感動を味わうことができました。
ワイナピチュ登山も、みんながいたからこそ頂上までたどり着くことができました。ペースが遅いわたしに合わせてくれたり、荷物を持ってくれたり、声をかけてくれたり…自分一人では絶対に登りきれなかったと思います。このメンバーで南米に来ることができて本当に良かったと、改めて思った一日でした。
これがまた、本当にハードでした…。しかし!やはりそれ以上に素晴らしい体験でした!最後まで読んで頂ければ嬉しいです。