私がモンゴルへ行って感じた事は・・
「遊牧民の生活は全てが想像のななめうえ」
でした!!
スタディツアー2日目の様子をブログに書きました!是非みてください!!
朝起きたら!!モンゴルの大草原が広がってた
ホームステイするゲルに到着した翌日、初めてモンゴルの大草原で朝を迎えました。ゲルのベッドで寝ていても、外からはヤギや牛や馬、そして時々犬の鳴き声が聞こえてきます。おかげで自然と気持ちよく起きることができました。
そして、大草原とご対面。ゲルから出ると、果てしなく続くそれがありました。思わず息を飲む私。広い!真っ青な空の下、そのなだらかな稜線を描きながらどこまでも続く大草原を眺めていると不思議と心が安らぎました。
想像以上に難しい・・乳搾り
まだ7時ごろだったと思いますが、遊牧民たちの朝はとにかく早い!みんなすでにせっせと仕事をしていました。ドキドキしながら近づいて「サインバイノー」と声をかけると優しい笑顔を返してくれます。急にきた私たちにも優しく接してくれて本当に嬉しかったです。
初めての乳搾り体験。まずは恐る恐るお乳を触ってみます。あれ?意外とすべすべしてる。お母さんに習い、引っ張ってみるけど、なかなか出ない。なんで?お母さんはあんなに高速でピュッピュッピュッピュ出してるのに。モンゴルの女性の強さを感じました。
なかなかのむずかしさでしたが、少し強めに引っ張るとちゃんとミルクが出ました!
遊牧民の子供は超がつくほど可愛い!
3人兄弟でした。お兄ちゃんとその下に双子の弟たち。頬っぺたがぷくっとしていてとても可愛いい。1日目の夜は遅くに着いたので会うのはこの日が初めて。お兄ちゃんは最初少し大人しかったけど、双子はやんちゃそのもの。すぐに始まったかまってかまって攻撃笑 途中からお兄ちゃんも私たちに慣れてくれたみたいで一緒に遊んでくれました。「トュンタン、トュンタン!(モンゴル語でお客さんの意味らしい)」と近寄ってきてくれます。可愛すぎか!しかし最後の方は、遊び疲れてみんなへとへと。もはや遊ばれてる感すら出てきました笑 子供のパワーは本当にすごい!
大草原を駆け巡れる乗馬体験
そして!メーンイベントの乗馬です。遊牧民の彼らが私たちが乗る馬を選んでくれている様子。自分はどの子に乗るんだろう?ドキドキ…
そしていよいよ馬にまたがります。馬の左側に立って、手綱をにぎり、ひづめに片足をかけます。いちにのさん!で馬の上です。うぉ、意外と楽々乗れた。しかしそこからが大変でした。実を言うと、最初私は怖さの方が勝ってました…え?え?この子あらぬ方向に歩き出すけど大丈夫かな?これ一人で乗れるのか私?ちょっと怖いかも…
その結果、遊牧民の優しいおっちゃんが自分の馬と私の馬をひもで繋いで、引いてくれました。すると気分がリラックスしてきてきます。穏やかに歩いてくれて、こちらもとても心地よくなってきました。だんだん景色を楽しむ余裕も生まれ、おっちゃんが口ずさむ歌も聴こえてきました。
ときどきこちらを振り向いて親指を立ててきます。「楽しいよ!最高だね!」そう伝えたくて私もめいいっぱい親指を立てると、「そりゃよかった」と言うふうに笑みをこぼします。言葉は分からなくても心は通じ合える!
そして1頭が走り出すと、他の馬も一斉に駆け出します。あの瞬間は怖さも若干あったけどうゎ!楽しい!今モンゴルの大草原風を切って進んでる!興奮がこみ上がってきました。
ただ上下に振動がかなりあるので、振り落とされまいと必死に手綱と取っ手を握ってました笑
本当はそんなに力まずにリラックスして乗るのが一番なのだそう…確かに遊牧民たちはみんな悠々と馬を乗りこなしてたもんなぁ…本当に凛々しくて惚れ惚れしました。
しかし初めての遠乗りは疲労よりも達成感の方がずっと上でした。そして、午後は私もひとり乗りに挑戦しよう!みんなと一緒に大草原を駆けまくりたい!と決意したのでした。
午後になると少し慣れてきて、怖さはなくなっていました。最初は再びおっちゃんに引いてもらってましたが、途中からひとり乗り。
前に続いて馬が駆ける、駆ける、駆ける!!モンゴルの大草原が目の前に迫ってくる!風が気持ちいい!
あの高揚感は今でも忘れられません。
なんて美しいんだ!生きててよかった!!
そう叫びたい気分でした。
オーダーメイドの民族衣装デール
午前の馬乗りから帰ってきて、お昼ご飯を食べた少しあと。日本で自分の好きな色を決めてカスタマイズしたデールにはじめて腕を通しました。ピンク、赤、青、紺、オレンジ、緑、様々な色の鮮やかなデールです。実際に着てみると生地が上等でしっかりしていて、とても暖かかったです。実は午後の馬乗りはデールを着て行きました。午後になって少し冷えてきて雨も小雨が降ったりしたのでちょうどよかったです。
ちなみに遊牧民たちもデールを着ていました。なんとなくイメージとして、特別な時に着る民族衣装なのかなと思っていましたが、全くそんなことはなく、普段着として着るそうです。特に防寒着としてとても長けています。
夜はみんなでカレーパーティー!&日本土産だれが一番か選手権
大雨だったけれど….
乗馬から帰った午後5時ごろからカレー作りが始まりました。玉ねぎなどの野菜は日本から持って来たもの、こすけんこだわりの赤ワインにカレールー、そして肉は羊肉を使用しました!お米もまた日本から持って来たものを飯盒で炊きました。
私とミサキ、トミーは米担当。こすけん、ともろー、もってぃさんがカレー作り担当です。
米炊き班は、泊まらせてもらってるゲルの暖炉に火を焚いてもらい、その上に飯盒をのせ、米と水を分量通り入れ、炊けるのを待ちました。その間ゲルの中はポカポカ暖かく、とても心地よく夢心地になってきました。笑
3人で話したり。暑くなってきたのでたまに外に出て体を冷ましたり。そうこう言ってるうちあっという間にお米が炊き上がりました!まぁまぁ…出来具合は…若干の失敗はあったものの…
カレーが全てをカバーしてくれました笑
控えめに言って…
めっちゃ美味い!!
お母さんも子供たちもみんな美味しそうにカレー食べてました。こちらまで嬉しくなります。
そして食後は全員が日本から持ってきたお土産を渡しました。
喜んでもらえるかドキドキでしたが、私は渾身の(?)万華鏡を披露しました。みんなもの珍しそうにそれを手に取り穴を覗きこんでいました。日本らしいものをと頑張って選んだ甲斐があります。喜んでもらえてとてもハッピーな気持ちになりました。
夕食のときからまた降り始めた雨がその頃には強くなっていました。外はとても寒いですがゲルの中は暖炉のおかげでとても暖かく、みんなでワイワイと和んでいました。
すると10時ごろだったと思いますが、大雨の中カッパを着て家畜たちを山に避難させていたおっちゃんたちがみんなぞろぞろと戻ってきました。みんなびしょ濡れ。体を張って夜まで仕事してきた男たちのその姿がとても勇ましくてカッコいいと改めて感じました。
彼らも暖炉を囲み、さらに温かい雰囲気。せまいゲルの中だからこそ、より一層それが際立ちます。そして彼らにももちろんカレーを振る舞います。
このひとときのなかで、ふと思いました。
このスタディーツアーに参加しなければ出会えなかった仲間たちと、そしてモンゴルの大草原で出会った働き者で心優しい遊牧民たちとこうして一つ屋根の下、せまい空間で肩を並べて共に温かい時間を過ごすことができたことは、なんだか涙が出るくらい、幸せな時間だなぁって。それだけで、来てよかった。参加したよかったと思えました。
たくさん笑って、一生忘れない、心に残り続ける、そんな素敵な夜でした。
まとめ~私が感じたこと「遊牧民は」~
モンゴルで見たもの感じたこと体験したこと、全てが新鮮で、興味深くて、なおかつ笑っちゃうくらい濃い毎日でした。みんなでたくさん笑いました。果てなく続く大草原、広い空、家畜の鳴き声、白がよく生えるゲル…そしてそこで暮らす遊牧民たち。彼らの生き方は、日本で物に囲まれ便利な生活を送る私からは想像し難いものでした。しかし自分たちの力だけで生き、馬に乗り、力強く生を全うするその姿に衝撃を受けました。彼らはモンゴルのだだっ広い大草原の真ん中で活力に満ち溢れていました。とにかく格好いい。私もそんな風に強く生きたい。
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今年のプログラムはこんな感じでした!↓
来年は2019年13日~17日を予定しています!