マザーテレサが残したもの。あなたは何を感じますか？

ナマステ！インドスタディツアーリーダーのひとみです！

ノーベル平和賞を受賞した、マザーテレサ。今回はそんなマザーテレサが活動していた施設でのボランティア体験ができます。日本とは全く違った現地のやり方で戸惑うこともありますが、それも今の自分を見つめなおすひとつの機会になります。

マザーテレサとは？

出典：laughy.jp

1910年8月26日に現代のマケドニアで生まれました。
幼少期から、インドで修道女として働きたいという望みを持っていて、カトリック教会の修道女にして修道会「神の愛の宣教者会」の創立者です。「飢えた人、裸の人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、必要とされることのないすべての人、愛されていない人、誰からも世話されない人のために働く」ことがこの会の目的で、今もこの精神は世界中に受けつながれています。「マザー」は指導的な修道女への敬称で、「テレサ」は修道名。コルカタで始まったテレサの貧しい人々のための活動は、後の修道女たちによって全世界に広められていきます。

ノーベル平和賞受賞

数多くの賞をマザーテレサは受賞していますが、中でももっとも有名なのがノーベル平和賞。
マザーテレサは授賞式の際にも特別な正装はせず、普段と同じく白い木綿のサリーと皮製のサンダルという粗末な身なりで出席しました。賞金19万2000ドルは全てカルカッタの貧しい人々のために使い、授賞式の場においては、「私のための晩餐会は不要です。その費用はどうか貧しい人々のためにお使い下さい」と言い、心から何の見返りも求めずただまっすぐ愛をそそぐ姿があります。賞金を受け取った時も、「このお金でいくつのパンが買えますか」と言ったそうです。

ボランティア体験

今回、コルカタにあるマザーテレサが活動していた施設で各国から集まる人たちとボランティア体験をします。
実際にやることは、洗濯／掃除／食事の用意／後片付け／その他施設にいる方々の話し相手やお世話などで当日までどんな仕事になるかは分かりません。

昨年さ男子と女子に別れて、主に洗濯を行いました。

昨年の活動の様子です！

男女に分かれて作業しましたが、男子はプレム・ダンというところでボランティアを行いました。↓これが入口です。

実際に何をやったのかというと、服を水槽につけてゆすいだ後にしぼって次の水槽に投げる作業をやりました。

単純作業なんですがこれが結構キツイ！
ボランティアの原点を体感したような気がします。

ほかのボランティアは日本人もいましたがほとんどはスペイン・イタリア人だったのも不思議です。

一方女子はというと、

このようにエプロンをつけてシャンティ•ダンという施設で活動をしたそうです。
シャンティダンは、精神障害を抱える女性や、ハンディキャップを持つ子供たちの家となっています。

内容は、患者さんの毎日着る洋服を一階の裏庭で洗濯をし、施設の屋上まで持っていき干すといった”影”から支えるボランティアと、直接患者さんにマニキュアを施してあげたり、髪の毛のセットをしてあげるというような直接関わるタイプのボランティアどちらも体験出来たようです。
マニキュアを施すと手を握りながら手にキスをしてくれて喜んでくれる患者さんもいれば、マニキュアを塗ってもらっているのかもわかっていないような患者さんもいたり、とにかく本当に様々な人がいました。

色々感じることが多すぎて本当に精神的にもヘビーなボランティアだったと思います。

マザーテレサってもちろん名前は聞いたことあると思いますが具体的にどんな人なのかわたしも知りませんでした。
実際に自分の目でみて、目の前のことに何もできない自分がいるかもしれないけどその衝撃がきっと自分を見つめなおすきっかけになるんじゃないかと思っています