文法は日本語と似ているモンゴル語
モンゴル語は幾つかの点で日本語と似ていると言われています。語順(SOV)が共通していたり、助詞の使い方(日本語だと「てにをは」)が似ていたりするのが特徴的です。でも似ていると言われても少し取っ付きにくい部分がありますよね…
文字はキリル文字
取っ付きにくいと感じてしまう一番の理由はモンゴル語がキリル文字で書かれるという点だと思います。元々はモンゴル文字が使われていたのですが、(モンゴルはソ連の強い影響下にあった為)モスクワからの指示によりキリル文字を基本とした表記方法に変わりました。モンゴル文字の授業はありますが、完璧に使いこなせる人は少ない様です。
簡単な表現
文法は日本語と似ているけど文字はキリル文字、という事が分かったところで簡単なモンゴル語の表現について触れていきましょう。
こんにちは: Сайн байна уу (セエンベイノゥー)
このブログで既に他の方々が使っていますね。モンゴル人に会ったらこの言葉で挨拶してみましょう。「おはよう」を「Өглөөний мэнд (ウグローニー メンドゥ)」、「こんばんは」を「Оройн мэнд (オロエン メンドゥ)」という事もありますが、Сайн байна уу(セエンベイノゥー)は時間帯に関係無く使える挨拶です。
こんにちは(親しい人に): Сайн уу(セエンノー)
仲の良い友達や年下の人に使える表現です。年上の人に使うと失礼になるので注意!
ありがとう: 「баярлалаа」(バヤルララー)
感謝の気持ちを伝えたい時に使いたい表現です。とても発音しにくいですが、この言葉でモンゴル人と心の距離を縮めたいですね。
どういたしまして: Зүгээр (ズゲール)
「баярлалаа」(バヤルララー)と言われたらこの言葉を返しましょう。「とんでもない」という意味で使われる事もある表現です。
さようなら: Баяртай (バヤルタイ)
別れ際の挨拶です。この言葉には相手の喜びや幸せを願う気持ちが含まれています。