「日本が真似るべき教育の姿とは」
教育先進諸国と言われる北欧。中でも、今年発表された「世界幸福度ランキング」では森と湖の都、フィンランドが1位に輝きました。スウェーデン、ノルウェーも同様に常に上位をキープしているようです。そんな北欧から日本が学べること、真似るべきこと、沢山あるはずです。このブログでは、日本との教育の違い、北欧式の教育とはなにかをご紹介します!!✨
「北欧教育と日本教育の違いとは?」
国際学力比較調査「PISA」(主に15歳の子供たちを対象とした学習到達度調査)で常に好成績を残している北欧と、年々学力が落ちている日本との大きな違いとして、
・少ない授業量と年間授業日数
・小学校から大学までの授業料が無料
・多い読書量
・質のいい教師
などが挙げられます。これらは、北欧が国を挙げて「教育こそが国家の貴重な資産」と考えており、環境の充実に力を入れているためです。
「北欧式教育とは?」
まず第一に、「競争しない教育」という点が挙げられます。知識の詰め込みよりも総合型の実践学習が重視され、コミュニケーション力や起業家精神の育成に力が入れられています。それらを通じて「自主性・主体性」や「壁を乗り越える力」の獲得を促します。具体的な指導方法としては、「カルタ」と呼ばれるイメージ・マップ(マインドマップ)を書きながら文章を読み解き整理したり、創造作品の全体像を想像したり、あるいは集団で物事を思考し課題解決的なアプローチを行います。議論(ディスカッション)をすることで、世の中には異なる意見がいくつもあること、それを受け入れながら改善していくことを学ぶことができ、自由な発想や多面的思考を養います。
「まとめ」
日本の教育は、決まった机で教師が前に立って授業をする「受動的」なものが一般的かと思います。一方、北欧では「考える力」がつく「能動的」な教育なのです。そして、授業の時間数ではなく質を重視しているのです。豊かな人生を送る上で、自分で物事を考え、「自立」することはとても大切なことだと感じます。思考し、過程を考え、解決策を見つける。子供たちはぜひこのような力をつけて欲しいです。