2014年タンザニアスタディツアー企画リーダー 聖心女子大学 塚田美樹さん
100回以上の渡航経験を持ちながらも自分に自信を持てずにいた彼女は辛い事から逃げる自分を変える為にリーダーに志願しアフリカの地へ16名の大学生の想いを実現させる事となりました。
私は今までリーダーシップをとるような性格ではありませんでしたが、1年前に参加したMOTI projectのインドスタディツアーでとても素敵な経験をしたことをきっかけに、今度は私がリーダーとしてみんなにそんなツアーを提供したい、作る側になりたいと思いました。
しかし、やはり私にとってリーダーとしての仕事は右も左もわからない状態で、企画者に支持を出すどころか自分が何をすればいいのかもわかりませんでした。もってぃさんには本当に基礎の基礎から教えていただいたこと、感謝しています。
私がこんなことを言うのは甘えかもしれませんが、今回の企画チームはそれぞれが苦手なところをみんなで補えるようなチームだったように感じます。得意な部分を生かして、不得意な部分はお互いがカバーすることによって、滞在中も参加者が楽しく学ぶ環境を作れたと思います。
「みきには責任感が足りない」と言われても責任とは何なのか、まずそこからわからなかったり、やる気に波があったりして、きっと今までにないぐらい問題児だったんじゃないかな、と思います。そんな私を最後まで見捨てずに一から教えていただきありがとうございました。
この企画を通して学んだことは数えきれない程ありますが、特にリーダーをやらせてもらえてよかったと思うことを3点書きたいと思います。
まず一つ目は、「自分」を知ることができたということ。日本にいるとうやむやにしてしまう自分と真剣に向き合う半年間のおかげで、私の場合は自分に自信がないということに気がついて、そんな自分ともちゃんと向き合って、今回の成功体験のおかげで最後には自分に自信を持てたし好きになることができました。
次に最後までやる大切さ。これは知ってる人の方が多そうですが、私は今まで何かを無理して続けるということをしてこなくて、最後までやりきっとことが少なかったので、その達成感も知らず、続けることの大切さも分かりませんでした。今回の企画も辛くて辞めよう、と思ったときもあったのですがみんなに支えられ続けることができ、最後成田空港でみんなが輝いてる姿をみたとき、本当に心から最後まで続けてよかった!と思うことができました。
そして三つ目は、みんなの笑顔と「ありがとう」とキラキラで私も輝けるということ。もってぃさんが教えてくれた言葉で「私が輝いたら周りも輝いた」という言葉があって、その言葉の通り、ツアー中参加者一人一人が輝いてその連鎖でみんなのキラキラと最高の笑顔をみれたと思っています。
誰かのために0から作り上げる大変さは想像以上でしたが、みんなの笑顔や変化を見ると今までの辛さは吹き飛んで、ただただやってよかった!という感情が残っています。
できないことはない、という最高の成功体験を身体で感じることができました。福室さん、本当にありがとうございます。そして頼りない私をたくさんフォローして、支えてくれた企画メンバーとツアーに参加してくれたみんなに感謝しています!