【北欧スタディツアー2025】VOL.7|サーミ族と出会う日。北極圏で感じた“生きる知恵”とオーロラの夜

北欧スタツアコーディネーターのさやです🇸🇪🇩🇰
前回に引き続き、北欧スタツアふりかえりブログを書いていきます!
今日は、私がこの旅でいちばん楽しみにしていた日。
サーミ族の暮らしを学び、伝統のお祭りへ向かいます。

6日目のスケジュールはこちら📅

07:00 アビスコ出発
12:00 サーミの暮らしを勉強
14:00 サーミのお祭り〈ウィンターマーケット〉
21:00 オーロラハント🌌

“今日がいちばん楽しみだった日”

朝7時に出発。眠いはずなのに、今日は自然と早起きができる日。
この旅のハイライトともいえる、サーミ族との出会いの日だからです✨

アビスコ → ヨックモックへ、4時間の北極圏ドライブ

車で4時間ほどかかる道のりも、北極圏の美しい景色を眺めながら進むとあっという間。
途中で雪に触れてみたり、参加者の中に「ツアー後すぐ卒業式」という方がいたので、
みんなでサプライズでお祝いしたり…車内はずっと笑顔でした。

サーミ族アンナさんの伝統的なテントへ

ヨックモックに到着すると、サーミ族のアンナさんが迎えてくれました。
アンナさんは代々トナカイと暮らす家系で、
4人の神様が宿るとされる伝統的なテントの中で、サーミの暮らしを教わりました。

“生きることすべてがトナカイと共にある”

私たちがいただいたパンとバターは、トナカイのミルクから作られたもの。
コーヒーは火の神に感謝し、妊娠を祈りながら飲むという文化にも触れました。
そして、コーヒーを飲む木製マグ〈ククサ〉には、
「生まれてくる子どもの幸せを願って作る」という深い意味が込められています。

トナカイは服になり、道具になり、食べ物になる――。
その命を大切にいただく姿勢に、静かで強い“生きる知恵”を感じました。
私たちも大切なトナカイの餌やりを体験させていただきました。

サーミ族の冬祭り〈ウィンターマーケット〉へ

続いて、毎年2月に開催される伝統のお祭りへ。
村の中心の道路には屋台が並び、国内外から多くの人が訪れます。
この期間は宿が毎年満室になるほどの人気だそう!
サーミ族の工芸品、食べ物、音楽…文化の息づかいを全身で感じる時間でした。

アビスコへ戻って“最後の晩餐”

夜のオーロラハントに向けて、帰り道にあるレストランで腹ごしらえ。
北極圏サイズの大盛り料理に、みんな笑いが止まりませんでした🍽️
みんなで並んで食べる夜ごはんもこれが最後。
笑い合えるメンバーで良かった、としみじみ感じる時間でした。

オーロラハントへ🌌

夜はオーロラハントへ出発!
スキー場のような山を登り、ついにオーロラを見ることができました。
寒さの中で息をのむ光景。
カメラ越しではなく、目で見るその揺らめきに、言葉が出ないほど感動しました。

1週間を振り返る“最後の乾杯”

この日の締めくくりはバーへ。
「1週間おつかれさま」「ありがとう」と気持ちを伝え合い、最後の夜を過ごしました。
旅の終盤に流れる空気は、いつも少し切なくて、それでいて温かい時間です。

Discover More!

次はいよいよ最終日。帰国までのふりかえりをお届けします。


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