前回に引き続き、北欧スタツアふりかえりブログを書いていきます!
今日は、私がこの旅でいちばん楽しみにしていた日。
サーミ族の暮らしを学び、伝統のお祭りへ向かいます。
6日目のスケジュールはこちら📅
07:00 アビスコ出発
12:00 サーミの暮らしを勉強
14:00 サーミのお祭り〈ウィンターマーケット〉
21:00 オーロラハント🌌
“今日がいちばん楽しみだった日”
朝7時に出発。眠いはずなのに、今日は自然と早起きができる日。
この旅のハイライトともいえる、サーミ族との出会いの日だからです✨
アビスコ → ヨックモックへ、4時間の北極圏ドライブ
車で4時間ほどかかる道のりも、北極圏の美しい景色を眺めながら進むとあっという間。
途中で雪に触れてみたり、参加者の中に「ツアー後すぐ卒業式」という方がいたので、
みんなでサプライズでお祝いしたり…車内はずっと笑顔でした。
サーミ族アンナさんの伝統的なテントへ
ヨックモックに到着すると、サーミ族のアンナさんが迎えてくれました。
アンナさんは代々トナカイと暮らす家系で、
4人の神様が宿るとされる伝統的なテントの中で、サーミの暮らしを教わりました。
“生きることすべてがトナカイと共にある”
私たちがいただいたパンとバターは、トナカイのミルクから作られたもの。
コーヒーは火の神に感謝し、妊娠を祈りながら飲むという文化にも触れました。
そして、コーヒーを飲む木製マグ〈ククサ〉には、
「生まれてくる子どもの幸せを願って作る」という深い意味が込められています。
トナカイは服になり、道具になり、食べ物になる――。
その命を大切にいただく姿勢に、静かで強い“生きる知恵”を感じました。
私たちも大切なトナカイの餌やりを体験させていただきました。
サーミ族の冬祭り〈ウィンターマーケット〉へ
続いて、毎年2月に開催される伝統のお祭りへ。
村の中心の道路には屋台が並び、国内外から多くの人が訪れます。
この期間は宿が毎年満室になるほどの人気だそう!
サーミ族の工芸品、食べ物、音楽…文化の息づかいを全身で感じる時間でした。
アビスコへ戻って“最後の晩餐”
夜のオーロラハントに向けて、帰り道にあるレストランで腹ごしらえ。
北極圏サイズの大盛り料理に、みんな笑いが止まりませんでした🍽️
みんなで並んで食べる夜ごはんもこれが最後。
笑い合えるメンバーで良かった、としみじみ感じる時間でした。
オーロラハントへ🌌
夜はオーロラハントへ出発!
スキー場のような山を登り、ついにオーロラを見ることができました。
寒さの中で息をのむ光景。
カメラ越しではなく、目で見るその揺らめきに、言葉が出ないほど感動しました。
1週間を振り返る“最後の乾杯”
この日の締めくくりはバーへ。
「1週間おつかれさま」「ありがとう」と気持ちを伝え合い、最後の夜を過ごしました。
旅の終盤に流れる空気は、いつも少し切なくて、それでいて温かい時間です。
Discover More!
次はいよいよ最終日。帰国までのふりかえりをお届けします。



