マサイ村
アルーシャの市街地からランクルに乗り込んで、ひた走ること約1時間。舗装されていない砂埃舞うダートの先にマサイ村はあった。村では歓迎の印としてヤギ料理を振舞っていただいた。ヤギはその場で屠殺した。ヤギもこの先どうなるかを察しているようで、逃げようと必死にもがいていた。普段の生活ではこの様なことを見る機会はまずないので、かなり衝撃的だった。ヤギはテキパキと綺麗に解体され、串刺しにされて焼かれてゆく。一通り作業が終わり、マサイダンスが始まる。彼らは独特なリズムと甲高い掛け声とともに交互にジャンプする。日暮れ時になり、村の大きな東屋でヤギ料理を振る舞われた。血と内蔵のスープは色彩・味・臭い、ともに衝撃的で、飲み干すのに長大な時間を要した。また、肉には独特な臭みと硬さがあり、沢山食べる気にはならなかった…。
3/28 キリマンジャロ下山後、Equator Hotelからマサイ村へ出発!
23.1℃ 12:30発
マサイ村
36.1℃ 16:40着
ヤギをその場で屠殺して調理する
少々グロテスクではあるが残酷という訳ではない
人間が本来、そしてこれからも行ってゆくことである
マサイに人たちがナイフで肉と皮を綺麗に剥いでゆく
ヤギはあっという間に解体されてしまった
頭はそのまま焚火にくべる
焼きあがった頭部を割る
肉は串刺しにして豪快に焼く
どんどん焼いていく
だんだんといい感じの焼き目がついてきた
休憩するマサイ族の人
マサイダンス
マサイ棒を持った彼らは独特なリズムと甲高い掛け声とともに交互にジャンプする。
廃タイヤを再利用して作ったサンダルを履いていた
夕暮れのマサイ村
サファリ(アリューシャ国立公園)
アルーシャから車で40分ほど北東へ行ったところにある小さなサファリ。有名どころのサファリと比べると規模は小さいが、非常に多くの野生動物たちを観察できる。ゲート周辺には低木林が広がり、森林の中心には広大なングルドト・クレーターの外輪山が聳える。クレーター内部は湿地帯となっており、バッファローやキリン、イボイノシシなどが生息している。公園の北部には幾つかの湖があり、湖畔にはフラミンゴの群れや様々な水鳥たちが集まる。また、空が晴れるとキリマンジャロとアフリカで5番目に高いメル山の展望を見ることができる。
3/29 アリューシャ国立公園のゲート
ランクルのルーフを解放することで、立ちながら景色を楽しめる
記念すべき一枚目はシマウマ!
心なしか笑っているように見えた
木立の下で佇むキリン
近くで見ると迫力ある!
木の葉をついばんでいた
水浴びをするバッファローたち
堂々とした姿のウォーターバックのオス
茂みの奥からこちらを窺う鹿?
樹木の上にはコロブスモンキーの集団がいた
アルビノのヒヒ
かなり珍しいんだとか
湖にはフラミンゴの群れがいた
ホオジロカンムリヅル<頬白冠鶴>
Balearica regulorum
ツル科カンムリヅル亜科カンムリヅル属
背の高い青色の水鳥
ホロホロチョウ
Helmeted Guineafowl,Namibia race
ホロホロチョウ科ホロホロチョウ属
しかもどの標識にもバッファローのスカルつき