帰国後ブログ3日目!2月19日(火)
ー南米スタディツアー3日目のスケジュールー
0:30 リマ出発
3:34 ラパス到着
10:00 ラパスの町へ朝食を食べに
13:00 ラパス市街観光
ーボリビアに入国!ー
夜0:30の飛行機に乗ってついにペルーからボリビアに入国!でも飛行機のチェックインの時に問題が!!今回用意してもらっていた航空券が預け荷物は別料金だったためみんな突然お金を払うことに。予想外のことでみんな混乱したけど、慣れない英語でコミュニケーションをとりぎりぎりフライトに間に合いました!
そしてボリビアのラパスに到着したのは夜中の3:34。ここでよしさんと合流しました。夜中でしたが、飛行機のトラブルでみんな夜ごはんを食べてなくおなかペコペコ。まずよしさんのお家にお邪魔して、白いご飯とよしさん特製のパスタをごちそうになりました!
まだ日本を出発してから3日目ですが、ご飯にとてもホッとしました。普段は何も思わずに食べている白いご飯だけど、食べなれてるものってこんなに安心感があるんだなって痛感しました。
いろいろとあり夜で疲れていましたが、温かいご飯やみそ汁にみんなの笑顔がこぼれました。
ーボリビアの朝食ー
ここラパスはなんと標高3600m!!部屋でのんびりしているときは私は何も感じませんでしたが、飛行機を降りた瞬間から「なんか空気薄くない?」というメンバーも。ここは1つ1つの道がとても急な坂!!歩くだけで息が上がってしまいます。高山病にならないようにたくさん水を飲んで、息をしっかり吸うのをみんな意識していました。
よしさんの家で数時間休ませてもらった後、朝食を食べによしさんおすすめのお店へ。
よしさんセレクトをゆいちゃんがスペイン語で注文してくれました!
まずこちらがウミンタ。トウモロコシと小麦粉を混ぜて作られています。Theトウモロコシみたいな味でおいしかったです。
この写真の右に写っている飲み物ですが、モコチンチといいボリビアでは人気の飲み物です。干した桃を砂糖などで煮詰めたもので、街のいろんなところで飲んでいる人を見かけました。しかし私的には甘すぎて苦手な味でした…。よしさん曰く日本人は苦手な人が多いそう。
次はこちら。すみません、名前は忘れてしまいました。
粉砂糖を振りかけて、膨らんでいるところをつぶし、ちぎって食べます。
中にチーズが入っていてとてもおいしかったです!ボリビアではこれと先ほどの飲み物、モコチンチのセットが朝食の大定番なんだそうです。
みんなまだ食べられる!ということで次のお店へ!朝食からはしごをしました。次はサルティーニャを食べました。
中にはお肉、野菜、スープなど具材がたっぷり入っていて、食べごたえがありました!でも普通にかぶりついて食べていると、中身のスープなどがあふれてきてしまうので、意外と食べるのが難しかったです。時々スプーンを使って具材を食べながら、生地と一緒に食べながら…。若者間では一番きれいに食べられなかった人が友達のサルティーニャをおごる、なんて賭けながら食べることもあるそうですよ!
ーカラフルなお墓~セメンテリオ~ー
朝食後は今日宿泊するホテルへチェックインしました。なんとこのホテル、5つ星ホテル!!みんな大きくてきれいな部屋にテンションが上がりました!!日本ではこんなに立派なホテルに泊まったことがなかったので、こんな贅沢していいのか…!と思いました。
部屋に荷物を置いた後はルシア、たかさんも合流して、ラパス観光へ向かいました。ルシアには明日のラパス大学の人たちとの交流するときの自己紹介をスペイン語に翻訳してもらったり、出発前にオンラインでスペイン語を教えてもらったりとお世話になっていました。ルシアに実際に会えて私はとても嬉しかったです!彼女は日本語を勉強していて少し話せるので、日本語、英語、スペイン語でいろんなお話をしました。
まずはセメンテリオへ向かいました。ミニバスに乗って移動しましたが、道路沿いにはたくさんのお店が並んでいて、ブドウやバナナの果物などたくさんのものが売っていました。どれも100円もしないで買えます。ラパスは物価が安いと聞いていましたが、本当に安い!!
驚いたことに緑色のTシャツを着た人たちが楽器を演奏しながら列を作って突然歩いていました!(写真撮れば良かった…)なんだろ!?と思ってルシアに聞いてみると、新しい商品が出たから、その宣伝で行進しているとのこと。新商品の発売で行進をするなんて楽しくて陽気な町だなぁと思いました。
そして目的地のセメンテリオに到着。セメンテリオとはお墓のこと。最初聞いたときは、お墓に行っても特に面白くないんじゃないかな?と思いました。でも行ってみてルシアが連れて行きたいと言っていた意味がわかりました。
日本のお墓と違って、とてもカラフル!!それぞれのお墓の中にはその人が好きだった食べ物やおもちゃなどが入れられていて、その人らしさが出ています。行く前は面白くなさそうとか思っていたけど、実際に行ってみたら素敵な場所でたくさん写真撮ってしまいました!
このセメンテリオはラパスで最大で、毎日25~30の死体が新たに運ばれてくるそうです。日本では死体を焼いて灰にしたものをお墓に埋めますが、ボリビアでは焼かずに骨のままこのお墓に入れるそうです。空のお墓も見ることができましたが、想像以上に穴が大きかった!!
セメンテリオの後はロープウェイに乗ってさらに標高の高いところへ。魔女の占いをやっているところを目指しました。
しかしロープウェイで上まで上ると突然雨(ひょう!?)が!!やむのをしばらく待ちましたが、魔女の館はあきらめてアラシタというお祭りへ。やっぱり標高が高い山の上は天気が変わりやすいですね。
ロープウェイで降りるときに先ほどのセメンテリオが見えました。手前に写っているマンションみたいなやつ一つ一つがお墓なんです!!写真に写っているよりもずっと広い範囲がセメンテリオで、すごい数のお墓があり驚きました。
ーボリビアのお祭り~アラシタ~ー
アラシタとは1/24から約1ヶ月行われるお祭りです。
いろんな食べ物が売っていたり、ゲームがあったりして日本の夏祭りと似たような感じでした!そして私たちはこのお店へ…↓
このお店では水銀を使って占いをしてくれました!
左側にある鍋で温められているのが水銀です。これをスプーンですくって右側の水が張ってあるバケツの中へすぐに入れます。冷やされた水銀の形を見ておじさんが占いをしてくれます。
私の占い結果は、今年はとてもお金が貯まるそうです!!嬉しい!!ほかのみんなも1年健康に過ごせる、今勉強していることが将来の役に立つ、などみんないい感じの1年になりそうです!
最後は占ってくれたおじさんと一緒に写真を撮ってもらいました。おじさんも占ってる風のポーズしてくれて、素敵な方でした。
続いてはこちら。
アンティクーチョを食べました。ジャガイモと牛のハツ(心臓)の串焼きです。私は初めてハツを食べましたが思っていた以上においしかったです!
このアラシタの屋台では家やお金などいろんな種類のレプリカが売っています。これらを買って、ボリビアの有名な人形、エコケ人形に持たせてたばこを吸わせると、実際に手に入ると言われています。
そしてルシアがあるものをみんなに買ってくれました。
それがこちら↓
オス鶏のレプリカです。ボリビアでは女性はオス鶏を、男性はメス鶏のレプリカを誰かからプレゼントされると恋人ができると言われているんだとか!!ルシアがみんなの恋愛成就のために買ってくれました。私も今年こそ…。
最後はみんなで大きなエコケ人形の前で写真を撮りました!
-ホテルに帰るまでに大波乱!?-
アラシタを満喫してホテルに向かって歩いていると、もえもえがおいしそうなものを発見!
パンサと言ってジャガイモと牛の胃袋と焼いたもの。よしさんとたかさんにはあまりおすすめしないと言われましたが、せっかくボリビアに来たのでチャレンジ!とみんなで食べました。おすすめしないと言われたので覚悟して食べてみましたが…、これがおいしい!!お肉もやわらかく、いい感じの塩味でおいしかったです!
そしてここでほのちゃんがあることに気が付きました。
“ペルーでもボリビアでもいもは絶対においしい”
確かに…!!南米に来ていろんな料理にいもが入っていましたが、メインはいまいちでもいもがおいしくなかったことはなかったです。昔からこの地域ではじゃがいもが作られているということもあり、いもはこのあたりの名産だそうです!
みんなでホテルに向かいながらワイワイ歩いていたんですが、突然たかさんが酔っぱらいのカップルに絡まれるというハプニング発生。私たちはスペイン語が分からないのでたかさんに任せて先を歩いていたんですが、今度は私たちを中国人だと勘違いしたクレイジーな女性に追いかけられ…。ラパスは標高が高いから走らないようにと出発前に言われましたが、みんな逃げるために坂道を全力でダッシュ。よしさん、たかさん、ルシアが対処してくれたおかげでなんとか逃げることができました。
この時は本当に怖かったですが、今振り返ってみるとこんなハプニングも海外での経験としてよかったのかなと私は思います。
そんなこんなでホテルに帰り、ウェルカムドリンクを飲んで部屋で一息ついてから夜ごはんはよしさんおすすめのフレンチレストランへ連れて行ってもらいました。
よしさんのおすすめというだけあって、どの料理もおいしかったです!
ーまとめー
この日にボリビアに入国しましたが、この1日でかなりボリビアを満喫した!という感じでした。ボリビアの料理を食べまくり、観光もし、さらには変な人たちに絡まれる…!!まだ日本を離れて3日しか経ってませんが、もう1週間ぐらい南米にいると錯覚するぐらい濃密な1日でした。ボリビアに住む人たちの文化、考え方、日常などなどミニバスでの移動中に町を眺めているだけでも感じることができ、さらに現地に住むよしさんやたかさん、ルシアの話を聞くことでより深いところを学ぶことができました。日本に帰りたいとホテルに帰って思いましたが、そういう思いを抱くぐらい今日得た知識がたくさんあったのかなと思います。日頃は感じていませんでしたが、海外に行くことで日本は落ち着くということが痛いほどにわかりました。