お待たせしました!今日はスリランカブログ第一弾!!『シーギリヤロック〜まさに天空の城ラピュタ!〜』を お届けします!
シーギリヤロックのひ・み・つ
スリランカ東部に位置する都市シーギリヤ。 今から1400年も昔に建てられた、標高は約370mにある岩の上の城をメインとしたスリランカの遺跡!それがシーギリヤロックです。 まさに現実世界の天空の城ラピュタ!
岩山そのものの高さは約195メートルもあります。これはビル約48階分の高さに匹敵します!
1982年に世界遺産に登録され、今ではスリランカNO.1の観光スポットとなっています!
現在頂上には建物はなにも無いですが、かつては狂気の王「カーサパ王」の宮殿跡がありました。 360度の素晴らしい眺望が望めます!
悲しきシーギリヤロックの歴史~昔の王様はどうしてこんな所にお城を建てた?
この物語の主人公は、シンハラ朝のカーサパ王。
彼は父を殺して王位に就いていたが、弟からの報復を恐れ、防衛力の高いこの岩山の頂上に王宮を置きました。
なお、カーサパ王は父を殺した11年後、弟に敗れて自害してしまいます。直後にシーギリヤは放棄され、王都としての歴史は11年間で終わり告げました
シーギリヤロックにはこんなにも壮大で悲しい歴史があったんですね。
シーギリヤロックに登ろう!
1、1000段の階段を上る!
手すりや階段を使って片道約40分の道のりを歩いて、頂上を目指します!それらをつたっての岩山登りはスリル満点です!
しかし、簡易通路や手がかりになる手すりなどが取り付けられたのは後世になってからのこと。それ以前はどうやって登っていたんでしょう…
※シーギシヤの頂上付近には大きなハチの巣があって危険!気をつけて登りましょう!
2、ミラーウォール
シーギリヤレディーを見たあと、ミラーウォール(鏡の回廊)を通ります。
ツルツルの岩の壁はその昔、本当の鏡のように自分の顔が反射して見えたといわれています。
自分の顔が映るか近くでよ~く見ると、なにやら落書きが!それは、古代スリランカ人の落書きや詩!
「シーギリヤロックの美しさや壮大さなど感動した」という詩や落書き以外に「みんながシーギリヤロックが美しい、
すごいと書いているから私は何も書かない」と書いてある落書があるそうです!
古代のスリランカ人はなかなかユーモアがあって面白いですね!
3、ライオンテラス
ミラーウォールをぬけると、広い踊り場「ライオンのテラス」に到着します。 大きなライオンの足の上にライオンの頭があったという逸話もありますが、頭が発見されていないことなどから、完成した当時もライオンの頭がなかったのではないかとも言われています。
迫力あるライオンの足の間にある階段を上ると、いよいよシーギリヤロックの頂上へ辿り着きます ちなみにシーギリヤはライオンという意味なんですよ!
4、シーギリヤレディ
登山途中にはシーギリヤレディと呼ばれる世界的に有名な壁画があります。
当初は500体ともいわれていましたが、風化が進み現在は18体だけが残っています。 5世紀に描かれたとされていますが、大昔に描かれたとは思えないほどの鮮やかさを現在も放ち、とても神秘的な雰囲気に包まれています!
シーギリヤ・レディーは、カシャパ王が自らが殺した父の魂を慰めるために描かせたものといわれていますが、その真相は未だ謎のまま…。
このシーギリヤレディの特徴は失敗しても消すことができない絵具を使っていること!18体レディの中に、もしかしたら書き間違えたものがあるのかも!?
最後に…
いかがでしたか?? スリランカにはこんな素敵な場所があるんです!今回のスタディツアーもシーギリヤロックへ訪れます!私もとっても楽しみにしています!!
今日は、スタディツアーの一つの見どころ『シーギリヤロック』を紹介しました!!明日は『ペラペラ祭り〜世界を魅了するその祭りの正体とは〜』をお送りします!お楽しみに〜〜!!
ちなみに…今日紹介したシーギリヤロックは、今回のスリランカスタディツアー企画書の表紙にもなっています! ぜひ下のリンクから詳細も覗いてみてくださいね!