【2019年3月キリマンジャロ登山スタディツアー】参加者による事前講義録!③ ~まずはキリマンジャロを知ろう!マサイ族編~

【2019年3月キリマンジャロ登山スタディツアー】参加者による事前講義録! ~まずはキリマンジャロを知ろう!マサイ族編~

もりと
ジャンボ~!リーダの金原です!登山前の準備はとっても大事!知識と体力と仲間意識があってこそアフリカの高みへ辿り着けるのです!今回講義してもらうのは、参加メンバーによるキリマンジャロ周辺に住むマサイ族についてです!

彼を知り、己を知れば百戦危うからず!

まずはキリマンジャロを知ろう!

タンザニア概要

正式名称 タンザニア連合共和国
首都 / 最大都市 ドトマ / ダルエスサラーム
人口 約250万人
民族 約120部族
言語 / 公用語 スワヒリ語 / 英語
政治 共和制
通貨 タンザニアシリング(TZS)

 タンザニアには約120の部族が暮らし、小さなコミュニティを形成している。それらが集まって大きな都市を形成する。また有名な楽器に「マリンバ」というものがあり、小さい木箱に長さの異なる金属片が並んでいる共鳴楽器の一つである。

マサイ族

 マサイ族は、タンザニア北部やケニアに住んでいて、独自の文化と伝統を持つ。manyatasと呼ばれる円形の家に住む牧畜民族である。牛が貴重な存在で、通貨と同等の機能を持っている。赤がテーマカラー?

集落はサバンナのど真ん中にあるかと思ったら、意外や意外!国道のすぐ脇にあった!

・伝統食

 伝統的な主食は牛乳と牛の生血、ウガリ(コーンミールやキャッサバなどの穀物の粉を湯で練り上げたアフリカのソウルフード)やチャパティ(全粒粉と水を捏ねて生地を作り、発酵させずに薄い円形にのばして焼いたもの)、米飯など。彼らにとってヤギは滅多に食べられないご馳走であり、大好物!一頭丸々残さず食べる!

来客に振舞うヤギをその場で屠殺し、解体するマサイの人たち

手早く解体し、あっという間にブロックになったヤギ肉。それを棒に突き刺してから焚火で豪快に焼く

嗅ぎ慣れないヤギ肉の香りが立ち込める

頭もそのまま火にくべる。彼らにとってヤギに捨てる部位はない!

生きるために命を奪う。そんな自明の理を我々はすっかり忘れてしまったようだ。スーパーの肉もこのような過程を経ていることを・・・

・驚異的な身体能力と通過儀礼

 通称マサイジャンプは、高く跳べれば跳べるほど、尊敬を集めるらしい。視力が高いことも有名で、8.0を超えるとも言われている。マサイの男性は12歳頃から割礼を受け、その後の戦士の時代に入る。戦士だけの集落を作り、長老から立派な戦士になるための修行や野生の中で家畜や家族を守るための知恵を学ぶ。修行の最後には戦士の卒業式、エノウトが行われる。これは儀式であり、戦士の象徴である長い髪を切り落とし、戦士時代に別れを告げ、結婚して複数の妻や子どもと生きる。マサイ族、とても興味深いです!

マサイたちと一緒にジャンプ!!助走つけていないのに、すっごい跳びます!

・多様化する生き方

 近年では遊牧、キリマンジャロやサファリガイド、観光デモンストレーションなど、バリエーションに富んだ仕事をしている。若者の多くは都会へ出て、大学へ進学する人もいるようだ。

キリマンジャロのリーダーである、マサイ族出身のフレディ。大学も出ており、とっても博識!そして6カ国語を話す(日本語も!)、スーパーバイリンガル!!

キリマンジャロガイドになるには、まずポーターと呼ばれる荷物持ちを数年間続ける必要がある。ただ荷物を持ってもらうだけでは大名登山になってしまうので、何かお返しができたらいいのだが・・・

記事作成:参加メンバー 黒木 大輔 / 表・写真:リーダー 金原 守人

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集え!クレイジーな諸君! 想像だにしない世界へと足を踏み入れようではないか!

催行決定!【2019年3月キリマンジャロ登山スタディツアー】

2018年11月3日

今回のプロジェクトリーダーの守人さんより!動画メッセージ!


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