【南米スタディツアー】ファンタジー世界！チチカカ湖にプカプカ浮かぶウロス島って？

こんにちは。ウユニマチュピチュスタディツアーリーダーの吉岡遥菜です。

誰でも一度はRPGの世界、ファンタジー世界に行きたいと思ったことがあるのではないでしょうか？実はそんな世界が地球の裏側にあるんです！

その名もウロス島。

ボリビアとペルーの国境にもなっているチチカカ湖に浮かぶ島がウロス島です。

何がどうファンタジーなのかというと、なんとこの島はプカプカ浮いているだけなのです。
ウロス島はトトラと呼ばれる葦を使った人工島です。

実際の写真がこちら↓

確かに、スライムと闘っちゃうあのRPGで出てきそうですよね。

なんと島だけでなく、船や家もトトラで作られています。

小学校や病院だってあります。
約４０の島からなるウロス島は大雨が降ると全く違う場所に流されてしまうこともあるのだとか。そしてなんと、住民同士のけんかで島を切り離すこともあるのだとか。逆に家族が増えてトトラを付け足すことも。

なんとトトラは食べることもできるのだとか。

私たちの常識を覆すウロス島。はたからみれば夢のような世界に見えますが、その背景には悲しい歴史があります。ここに住むウル族は陸地で暮らすことができなかった被差別民だったそう。インカ帝国やスペイン人によって陸から追いやられてしまったのです。

現在では、自然に左右される厳しい環境下にあるウロス島を離れて、陸で生活するうる族の人もいるそうですが、それでもなおこの島で生活する人々が多くいるのだとか。みんなこの個性豊かな島のことを愛しているようです。

ウロス島は観光によって生計を立てており、カラフルでかわいい伝統工芸品がたくさん並べられています。

今回はそんなウロス島で、住民との交流をしてきます。私が一番楽しみにしているところです。わくわく！

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